オートアート製の精密なダイキャストモデルです。 スティーブ・マックイーン主演の映画「栄光のル・マン」に登場した劇中車になります。 レーサーとしても知られるマックイーンはモータースポーツの真実を伝えるべく、劇中の人間ドラマを極力排除。 撮影は実際に1970年のルマンにカメラを積み込んだポルシェ908を出場させるなど、並々ならぬ力の入れようでした。 前監督からは「800万ドルかけたマックイーンのホームムービー」と揶揄され、興行的にもヒットはしませんでしたが、カーマニアからは大絶賛された伝説的な映画となっております。 モデルはオートアート製。 オープンボックスのタイプもリリースされましたが、その数年後に各部をアップデートしたクローズドボックスのタイプがリリースされました。 各部のロゴやゼッケンはデカールでしたが、アップデート版は全てタンポ印刷となっております。 オープンボックスの個体は経年劣化によりかなりの確率でデカールが欠けてしまっていたり、ヒビ割れてしまっているので、これは嬉しいポイントですね。 またエンジン部にはプラグ、配線の表現が追加され、リアカウルのオープンバーも新設されております。 これでエンジンを開けてディスプレイできるようになりました。 暗所保管ですので、本体は美品ですが、外箱にはヨレ、破れがございます。 ボディはセラミックコンパウンドで研ぎ出しののち、ポリマーコーティングを施工しております。