インドのヒマラヤ山系マニカラン産の水晶クラスターです。 写真3枚目の状態で、高さ約8.5㎝、横幅約12㎝（母岩部分のみの横幅約9㎝）、奥行き約8.5㎝、重さ約655グラムあります。 マニカラン産特有の赤味を帯びたこの水晶クラスターの魅力を一言で表すと、「見飽きない特徴が満載」となります。 写真3枚目の状態を基準にして説明しますと、このクラスターは、左方向から見ると、各水晶ポイントに照りがあり、透明度も高く見えます（写真1-2、8-9枚目）。一方、右方向から見ると、各ポイントの柱面や錐面に霰（あられ）を吹き付けたかのようなざらつきがあります（写真4、13枚目）。しかし、そのざらつきは「汚れ」や「濁り」といった感じではなく、ガラス板が氷の粒に覆われて曇ったような感じなのです。 左右の見る方向で、これほど顕著な違いが現れるクラスターは珍しいでしょう。 そして、写真10-12枚目のように真下から見ると、このクラスターにはジオードのような空洞があり、その空洞の中に無数の小さな水晶が結晶しています。しかも、そのうちの何本かは緑色の緑泥石を内包しています。 この空洞の周辺部もツヤツヤとした結晶面に囲われていて非常に綺麗です。 写真からは分かりにくいものもあるかもしれませんが、各ポイントの先端は、水晶らしく鋭角に結晶しているポイントもあれば、やや丸みを帯びたような形で結晶しているポイントもあります。一見、折れているように見えるポイントであっても、よく見ると、その切断面に細かい結晶の成長（いわゆるセルフヒールド）を観察できます。 非常に見応えのあるヒマラヤ水晶です。 サイズも大きすぎず小さすぎず、しっかり自立するので、アクセサリーなどをかけて飾ることもできるでしょう。 丁寧に梱包して発送いたします。 ご注文お待ちしています。 ※都合によりコメントの返信が遅れることがありますが、ご了承ください。 ※写真に写っている木製の台その他は付属しません。 主な素材...その他 テイスト...ナチュラル