2019年に御遷化あそばされた御法主日顕上人猊下御書写の御本尊様です。 お寺で御供養、御開眼いただいています。 経年によるシミがありますが、状態は良いです。そのまま御安置できます。 サイズ 全体　縦約36センチ、 横約17.8センチ(軸先含むと20.4センチ) 本紙　縦約19.6センチ、横約12.2センチ 日顕上人は様々な誹謗中傷を乗り越えられ、96歳まで長生きされ、まさに法華経に説かれるところの「更賜寿命」を体現された御法主上人でありました。この偉大な現証こそ御宗門僧俗にとって誇りの証でありましょう。 また日顕上人は宗内関係者の中で「大学匠」と称される程、学問を極められた猊下でした。御書発刊をはじめ様々な書物を著され、御法話も数多くされました。 そして日顕上人は御法話が上手い！！その場にいた御信徒さんからは笑いがよく起きていました。 安定した優しいお声には安心感がありました。 さらに御本尊のお文字を見ても分かりますが、日顕上人は非常に達筆であられる方でもありました。 字は人を表す、とよく言われますが、まさに力強いお文字は日顕上人の確固たる信念を表しています。 すなわち、異流儀に対する厳しい擯斥、破門がそれに当たります。 特に日蓮正宗を支援して下さった創価学会を破門することは、御宗門の財政面を踏まえるとかなりのリスクがあったことは誰もが想像できます。 まさに、日顕上人は「御供養(寄付金)」か「御法義」かどちらかを選択しなければならなかったのでしょう。 そして日顕上人は御法義を選ばれました。 今後はあらためて日顕上人が再評価される時代になりそうです。 日顕上人のファンの方、日顕上人を慕う方にぜひ。 日顕上人を誤解していたことに気づいた学会員さんにもぜひ。